SEOとは

SEOとは、Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の頭文字をとったものです。ではこの「最適化」というのはどういうことなのでしょうか?検索したときに検索結果の一番上に表示されること、されるように試行錯誤すること。がそれにあたるのかと思います。2018年になったいまIT企業でWEBサービスを扱っている方なら「SEO」という単語をご存知の方が大半でしょう。そのくらい「SEO」「SEO対策」といった言葉は浸透し、すでに対策している部分も多くあるように思います。

検索エンジンはもうオワコン?

このSNS隆盛の時代にgoogle(グーグル)やyahoo(ヤフー)で検索する人は減少傾向にある。そう思われている方も多いのではないのでしょうか?たしかにFacebook(フェイスブック)やTwitter(ツイッター),instagram(インスタグラム),pinterest(ピンタレスト)などSNSで情報を集める人も多いでしょう。しかし、「SNS」での情報収集と「検索エンジン」での情報収集ではその利用目的が異なると考えています。SNSでの情報収集は、タイムラインが流れていくように、テレビのチャンネルをザッピング(リモコンでチャンネルを頻繁に切り替えながら視聴すること)したりするように、何か目的があって情報をインプットするのではなく、流れていくように情報を見ている状態です。かたや検索エンジンでの情報収集は明確なある目的(検索キーワード)がある中で情報をインプットします。その状態の中でヒットした検索結果にはその後の行動を大きく左右する可能性が高い状態にあります。

実際にSNSと検索エンジンの流入数を調べてみると2014年以降SNSが上回っていたが、2017年には検索エンジンが上回っています。 (※1)

また、年代においてもSNSと検索エンジンの利用比率は大きく変わります。現代の10代はSNS利用が多く、年代があがるにつれ検索エンジンが多くなることが容易に想像できます。しかしこれも、前述しているとおり、そもそもSNSと検索エンジンの利用目的に違いがあり、検索エンジンはあくまで、目的をもって検索しているユーザーがいるということになります。現代の10代においても、SNSで気になることなどを発見し、検索エンジンで詳細を調べる。といった流れが多いようです。

※1 shareaholic

SEOの定義

SEOの一般的な定義は

検索エンジン最適化(けんさくエンジンさいてきか、英: Search Engine Optimization, SEO、サーチ・エンジン・オプティマイゼーション)とは、検索エンジンのオーガニックな検索結果において特定のウェブサイトが上位に表示されるようウェブサイトの構成などを調整すること。また、その手法の総称。

検索エンジン最適化 | wikipedia


とまとめられています。この言葉だけをみると、検索エンジンというコンピューター(またそのアルゴリズム)に対して施策しているもののようにとらえられますが、アルゴリズムを理解することはできず、また正解もありません。では検索エンジンはどういったルールや規律、またその思想に基づいて構築されているのでしょうか?それをひも解くためにまずはSEOの歴史について見ていきましょう。

SEOの歴史

ブラックハットSEO

ブラックハットSEOとは一昔前に流行していたSEO対策の一つです。アルゴリズム(検索エンジンがウェブサイトの表示順を決定する際に重要だとしている項目)を判定し、その項目にたいして施策を実行していくというものでした。この説明だけだととくに違和感はないのかもしれないですが、例えば、「クローキング」と呼ばれる、検索エンジンとユーザーに異なった内容のウェブページを見せ(隠しテキストや隠しリンクなど)、検索エンジンからの評価を無理やりあげるものや、「ワードサラダ」とよばれる前後の文章のつながりなどが完全に破綻していて、読み物として成り立っていない(ただし関連するキーワードなどがちりばめられていて、検索エンジンからの評価は高い)自動生成されたテキストコンテンツ。また、他サイトのコンテンツを丸パクリしたコピーコンテンツ、外部からの被リンクを購入し大量に設置したりなど、検索してきたユーザーには何の価値もなく、ただ検索エンジンには価値があると誤認され上位表示されている、というものでした。実際にそういったウェブサイトが多く存在し、サイトにたどり着いたユーザーには求めていたものを提供できず検索エンジン上に何の価値もないページがあふれていました。これらの行為はスパム行為と判定され、そのウェブページは、ペナルティとして検索評価を下げられたり、悪質な場合インデックス自体の削除を受ける場合もあります。

こういった価値のないページが上位表示されることで検索エンジン自体の価値も下げることになります。そこで、googleはその課題を解決するために検索アルゴリズムのアップデートを行います。

パンダアップデート

  • 2012年7月 アルゴリズム導入(英語圏では2011年2月)

対象となりえるサイト

  • 専門性がないコンテンツ
  • 低品質なコンテンツ
  • 大量の広告掲載がされたコンテンツ
  • 重複コンテンツ(サイト内重複もふくめる)

など主に、検索ユーザーにとって価値がないコンテンツに対するアルゴリズムのアップデート

ペンギンアップデート

  • 2012年4月  アルゴリズム導入

対象となりえるサイト

  • 過剰な被リンクがあるコンテンツ
  • 自動生成されるようなサイトからの被リンクがあるコンテンツ
  • 相互リンク目的のコンテンツ

など主に、外内部における悪意のある意図的な被リンクに対するアルゴリズムのアップデート

※アルゴリズム導入以降も、それぞれ何度も大小のアップデートが行われています。

これらのアップデートを行いスパム検知能力を向上させ、検索した結果が本当にユーザーが見たいウェブページになるように検索アルゴリズムの質も向上してきています。

実際にこの2つアップデートの後には、これらブラックハットSEOを駆使して作成されたウェブサイトは ペナルティを受け、検索順位を落とされ 、検索されない状況に陥り倒産にまで追い込まれる業者も少なくありませんでした。

ホワイトハットSEO

ホワイトハットSEOとは、ブラックハットSEOの逆で、検索エンジンが提唱しているガイドラインに沿って、ウェブページを構築し検索エンジンにとっての最適化を図ること、またはその手法を指した言葉です。

google が公開している検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイドで推奨されているように対応を行い、検索エンジンのアルゴリズムに逆らわずに、ウェブサイトを構築し、かつ訪れたユーザーに対しても役立つ情報を提供できるウェブページを作成するのがホワイトハットSEOになります。

キュレーションサイト問題について

ペンギンアップデートとパンダアップデートの後、悪質な業者が倒産に追い込まれるなどして検索エンジンにも質の高いウェブサイトが多くなってきました。しかし、その2つアップデートの後にも更なる検索アルゴリズムの隙をつく手法が世間をにぎわせました。

それがキュレーションサイト問題です。

キュレーションサイトとは、他のサイトやブログに掲載されている情報をひとまとめにして、自らの記事を作るサイトのことを指します。このキュレーションサイト問題は、検索したユーザーに対して重要な情報や、知りたい情報が提供できているのであれば、それだけでは特に悪質ではありませんが、あまりにも質もの低いコンテンツが大量生産されはじめました。クラウドソーシングでの格安での記事作成や、学生のインターンにライティングをさせるなどして、低賃金で短期間に大量の記事が生産されました。そんななか、 事実ではない情報の流布(大きな問題となったのは医療関係の情報でした) がネット上で話題になり、その後炎上しメディアなどでも大きく問題視されました。

※この問題に対してもgoogleは検索エンジンのアルゴリズムのアップデートを行い、低品質なコンテンツに関して検索順位を下げる方法で対応しています。

現在の主流はブラック?ホワイト?

ブラックハットSEOとホワイトハットSEOはまさに正反対の考え方です。

現在Googleの検索アルゴリズムもいくつものアップデートがなされ、検索するユーザーが満足できる検索結果が表示されるようになってきました。そしてユーザーが満足できる検索結果とは、ホワイトハットSEOという手法をとっているウェブサイトです。そして、ウェブサイトを運営する人やまたその事業者は、検索結果の一番上に表示されることがゴールではありません。ウェブサイトを閲覧してもらい、その中で行動(この行動は様々で、知りたいことが知れる正しい知識を身に着けてもらう広告を踏んでもらう問い合わせをしてもらう商品を買ってもらうなど)をしてもらうことこそがゴールです。その行動をしてもらうためにも、ホワイトハットSEOの考え方でウェブサイトを構築、改善していくことがそのあとの大きな成果にも結び付くことになります。

SEO対策の具体的な方法

SEO対策には大きくわけて3つの方法があります。内部対策と外部対策です。そして最近主流になりつつあるのがコンテンツSEOです。

  • 内部対策とは、ウェブサイトを見やすく、使いやすくすること。
  • 外部対策とは、ウェブサイトを多くの人に知ってもらうこと。
  • コンテンツSEOとは、検索したユーザーが満足するコンテンツを作ること。

これら3つの施策を実践すれば、ユーザーが満足するウェブサイトになり、そうすることで、検索エンジンからも好評価を得て、検索上位に表示されることとなります。

これら3つの具体的な方法いついては別途記載していこうと思います。

どうやってSEO対策をすればいいのか?

私たちが考えるSEOは検索アルゴリズムにだけ評価を受けるようなSEO対策ではなく、検索してきたユーザーが、ほんとうに知り得たい情報や知識を提供することにあると考えています。SNS隆盛のこの時代、ユーザーの消費行動は細分化されてきました。そんな中でも検索エンジンによる検索と、そこから得る情報や知識はとても重要で、ユーザーの顧客体験の一部に確実にあり続けます。単順に検索結果の上位に表示される対策をするのではなく、ユーザー自身のその前後の行動までを考え、想像し、最適なSEO対策を行い、最高のウェブページやウェブサイトを構築することを目標としています。

最高の顧客体験が、最適なSEOであるということ。

DATASIDEMARKETING

主にプロジェクト内での市場調査やKGI・KPI設定、広告運用、SEOなどの各施策の実行を担当する。これまでの経験はプログラマーとしてjava、phpによる開発。PMとして要件ヒアリングから開発進行管理および運用管理業務を行うとともに、社内教育や人材採用まで幅広い業務を遂行。各種マーケティング業務を兼務。