データサイドマーケティングの田中です。
突然ですが、みなさまはインターネットショッピング(ECサイト)なら、どのサービスを利用しますか?Amazonや楽天と答える方が多いのではないでしょうか。

実際、6割に近い人がAmazonと楽天を利用している/利用したことがあると回答しています。
皆さんの実感に非常に近いのではないでしょうか。


引用:https://netshop.impress.co.jp/node/5764

海外のECサイト事情

では、日本以外ではどういったサービスが好まれているのでしょうか。

https://www.statista.com/statistics/784029/favorite-websites-of-us-teens-for-online-shopping/

上のグラフはアメリカの統計ですが、Amazonが47%を占めています。しかしながらその他に競合するサービスは少なくNIKEなどのメーカーの直販店が並んでいます。
日本と比較すると、モール型ECサイト(Amazonや楽天)と同じくらい、直販型ECサイトもよく利用されていると言われています。

Shopifyの生存戦略

小売店がECサイトを作るにあたって、そのネックとなるのが費用と運用方法でした。EC-CUBEやMagentoなどのソフトウェアを制作しているベンダーは、いかにそれらの負担を軽くし、自社のサービスを利用してもらうかということに骨を折ってきた歴史があります。

Shopifyは2004年に創業され、2006年に作られたソフトウェアです。彼らは、ユーザー課題を素早く解決するということに重きを置きました。ユーザーとは、ECショップのオーナーであり、そのECショップで買い物をする人たちの両方を指します。特に画期的だったのは、購買者が買い物の体験の中で感じた不満を、オーナーがすぐさま解決できるよう様々なモジュールを用意したのです。

例えば、チャット機能。服を買うとき、従来は書かれた材質やサイズなどで判断し、迷ったらメールをするくらいしか方法がありませんでしたが、shopifyはチャット機能を月額10ドルという非常に安価な金額で導入するためのモジュールを用意しました。

またサードパーティとして在野の開発者が自由にデザインを組んだり、追加のモジュールを開発することも可能にしました。これにより、shopifyを中心としたデザイナーと開発者のコミュニティがじわじわと広がりはじめました。

このコミュニティはshopifyの機能はもちろんのこと、ECサイトの将来的なあり方を議論し、shopifyの開発チームへとフィードバックを自発的に行うようになります。こういった洗練されたフィードバックをもとに拡大を進め、世界175カ国の60万以上の店舗で利用されるようになりました。

Shopifyはどこが凄い?

一言でいえば、Shopifyは低コストで高機能な点、コスパがいい点が他のEC構築サービスよりも優れています。

コスト

本格的なECサイトを始めるには少なくとも5,000円から10,000円は月に払う必要がありましたが、Shopifyではなんと3,000円程度で済んでしまうのは驚きです。ただ、多言語化などの追加機能を利用するためには別途月額費用を支払う必要があります。

新しい販路

今までのECサイトは必ずサイトへジャンプする必要がありましたが、ShopifyはInstagramやtwitter、自社サイトから直接販売する仕組みも提供しており、インターネット上のあらゆるメディアがshopifyを通じてモノを売り買いするECサイトへと変身します。
また、ドロップシッピングの仕組み構築にも長けており、Alibabaの商品をローカライズしたり、キュレーションして販売代行する、なんてことも容易にできたりします。

柔軟なサービスメイク

ビジネスモデルの多様化が進んでいます。例えば、以前はビールは一本350円で買うものでしたが、現在では月に5,000円払うと酒蔵が選んだ20本が届けられるというサービスなども登場しています。
Shopifyはこういったビジネスモデルに対応する形で、ECサイトで販売する商品も多様性が求められるようになりました。例えば予約制、前売り、定期販売、キャンペーン販売など、細かいチューニングを可能にする点が大きく優れています。

ShopifyはAmazonを超えてくる?

中央集権型のAmazonに対し、分散型のShopify。どちらが日本の覇権を取るかに注目が集まっています。まだShopifyの日本市場はベータ版の段階ですが、SNSをはじめとしたコンテクストを読み取る消費が増えるにつれて、Shopifyを通じた購買体験が優れていることを理解されることは間違いありません。

我々データサイドマーケティング合同会社でもパートナー制度を取得し、ECサイトの構築をお手伝いさせていただくことを決定いたしました。もし、Shopifyを導入してみたいというお客様がおられましたらぜひご連絡をください。
Shopifyの販売データを活用した改善まで伴走いたします。

データサイドマーケティング代表。大阪大学卒業後、デザイナー、広告代理店のクリエイティブディレクターを経験。企業や学術組織など100以上のサイトを手掛けた。得意なのはコンテンツ作成(だと勝手に思っている)。